湖沼・池・ダム湖・排水機場等、滞留している水をゆっくり動かす 浮遊型省エネ耕水機「バイオファン」「リプル」 |
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元渕江公園内にある釣堀池は、休日のみならず平日にも多くの釣り客がヘラ鮒釣りを楽しみ、区内でも人気の高い公園となっている。一方、釣り客が使用する餌が釣り池に堆積し、いくつかの水質の課題が発生している。元渕江公園利用者からの聞き取り調査によると、気温の上がる夏季に発生する池からの臭気、および、多量に使用される釣り餌による水の汚れ(不透明感)が気にかかるという点を聞いている。このことから、この池の課題は、臭気対策と透視度改善にあると考える。 バイオファン実証試験設置 池にバイオファン25ワット型(日量14,000dの水循環能力を持つ)1基を浮かべ、池の水をゆっくりと常時循環させる。この循環により、底水面に酸素が行き届き、好気性と化して活性化され、食物連鎖で、微生物をはじめとする水生生物が増加する。この自然循環を回復させることにより、富栄養化で腐敗した底泥と悪化した水質を改善させる。とりわけ、夏場に釣り人から苦情が起こる「臭気」の改善を優先解決課題と位置づけ、その鍵を握る底質の好気性化を判断の指標とする。 実験期間平成16年3月〜8月末まで 設置者:NPO法人エコロジー夢企画 協力者:足立区土木部親水緑地課 設置後5日目あたりから透明感が高まり、 2週間後には底まで見えるほどに透視度が高まった。 その後、水温が上昇し、5月には全体に緑色のプランクトンが増えてきた。 (2004年4月撮影) このページの先頭へ戻る |
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